TOPICS[ 新着情報 ]
コラム
タンクレスvsタンク付き|メリット・デメリットと選び方
2025.12.01更新
「見た目がすっきりするタンクレストイレにしたい」「でも停電の時が心配」「手洗いがなくなるのは困る?
トイレのリフォームを考えると、タンクレスとタンク付きで迷う方はとても多いです。どちらにも良さと注意点があり、家族構成や住まいの条件で“正解”は変わります。ここでは岡山でのリフォーム検討に役立つよう、両者の違いと選び方を整理します。

■タンクレスとタンク付きの違いを一言で
・タンク付きトイレ:背面のタンクに水を貯めて流すタイプ。
・タンクレストイレ:タンクがなく、水道直結で流すタイプ。
タンクレスは凹凸が少なくコンパクトで、空間を広く見せやすいのが特長です。逆にタンク付きは構造がシンプルで、停電時でもタンク内の水で数回流せる安心感があります。
■タンクレストイレのメリット
1)見た目がすっきり、掃除がラク
タンクや配管の凹凸が減るので、ホコリや汚れがたまりにくく、床の奥まで拭きやすいです。トイレをホテルのように整えたい方に人気です。
2)省スペースでトイレが広く感じる
タンクがない分、奥行きが短くなる機種が多く、手前の空間にゆとりが出ます。将来的に手すりを付けたい場合にも有利です。
3)節水性能が高い傾向
最新のタンクレスは旧型に比べて使用水量が大幅に少なく、従来型の約3分の1程度の水量で流せる機種もあります。
■タンクレストイレのデメリットと対策
1)初期費用が高め
本体価格ではタンク付きより5万〜10万円ほど高くなるケースが一般的です。導入費用の目安は工事費込みで20万円台からが中心です。
ただし節水や掃除の手間軽減まで含めると、長期的な満足度は高いという声も多いです。
2)停電時は使いにくい
タンクレスは電気で制御して流すため、停電時に通常洗浄ができない機種があります。手動洗浄対応の機種を選ぶ、非常時の流し方を確認しておくなどの備えが大切です。
3)水圧条件がある
水道直結のため、一定以上の給水圧が必要です。水圧が低い住宅では設置不可、またはブースターポンプが必要になる場合があります。岡山でも築年数の古い戸建てや2階トイレで水圧が不足する例があるので、事前の測定が必須です。
4)手洗いをどうするか決める必要
タンクがないため“タンク上 手洗い”は付きません。選択肢は大きく2つあります。
・トイレ内に独立手洗い器を新設する
・トイレ外の洗面を使う
スペースや生活動線に合わせて選べば問題ありません。
■タンク付きトイレのメリット

1)価格を抑えやすい
タンク付きは本体が比較的手頃で、シンプルな交換なら10万〜20万円前後から検討しやすいです。
2)停電や断水に強い
タンク内の水で数回は流せるため、災害時の安心感があります。防災意識が高いご家庭には大きなメリットです。
3)手洗い一体型が標準
タンク上で手を洗えるので、別途手洗い器工事をしなくて済む場合があります。
■タンク付きトイレのデメリット
・タンクや配管周りにホコリがたまりやすい
・奥行きが必要で、空間がやや狭く感じることがある
・デザインの選択肢がタンクレスより少ない場合がある
とはいえ近年は掃除性や節水性が大きく改善したモデルも多く、「価格を抑えつつ快適にしたい」方には十分満足できる選択です。
■岡山での選び方のコツ

・見た目重視、掃除ラク、空間を広く見せたい→タンクレス向き
・費用を抑えたい、停電時の安心を優先したい→タンク付き向き
・2階トイレ、築古、井戸水利用などは水圧チェックを必ず
・手洗いの位置と動線を家族で確認する
リフォームは“今の不満を解消すること”が一番大事です。機能やデザインだけでなく、将来の暮らしも想像しながら選びましょう。
■まとめ
タンクレストイレはデザイン性と掃除性、節水で魅力があり、タンク付きトイレは価格と災害時の安心が強みです。岡山の住まい条件や家族の使い方に合わせて、最適なタイプを選べばどちらでも快適なトイレになります。
岡山でリフォームを検討するなら ヘルシーホームリフォーム進家。
岡山南ショールームで実物を見ながら比較でき、キッチン7台、バス3台、トイレ8台、洗面化粧台3台の計21台を常時展示しています。

さらに5,000棟以上の注文住宅引き渡し実績を持つヘルシーホームだから、住まい全体を理解したうえで安心してリフォームを任せられます。岡山で後悔しないリフォームをするなら、まずは進家にご相談ください。

